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通訳、翻訳、音楽な日々


by sarah103
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Oh dear! Oh dear! I shall be too late!_d0012141_214266.jpg
今年もいよいよ押し迫った。

クリスマスのイベントが終了次第、あんなことやこんなことで駆けずり回るのは毎年のこと。

こんなときだけちょっぴり白ウサギのせわしなさにシンパシーを感じてしまう。

あともう少しだけ、ジタバタしてみるとするか。
# by sarah103 | 2010-12-28 02:26 | 雑記 | Comments(8)

Love Song


Love Song_d0012141_7192655.jpg

今日はBruce Cockburnの『High Winds White Sky』をかけている。

飾り気など全くなしのシンプルこの上ないヴォーカルとギターの音が、しんしん&ひたひたと体の内側に響いてくる感じ。

降り続く雪のせいもあるかもしれないけど、こうやって家で過ごす日曜もまた良いものだ。

なんてことを考えながら、アルバムから、Love Songを。外はどこまでも真っ白な世界。
# by sarah103 | 2010-12-26 18:06 | 音楽 | Comments(0)

Season's Greetings

Season\'s Greetings_d0012141_22224420.jpg
"Win-Win" や"Give & Take"などのビジネス的思考に支配されがちな日常だ。
総括するにはまだ早い。それでも山あり谷ありの、めまぐるしい一年だったが、個人的にはクリスマスは与え、分かち合うことという"Giving & Sharing"の精神を振り返る良い機会だと思っている。

今夜は山下達郎によるクリスマスアルバム、『Season's Greetings』を聴こう。
おなじみのクリスマスソングの収録盤で歌詞は全て英語だが、この人のヴォーカルの強味は日本語と英語の間に壁がないところ。歌われる言語がどちらであっても、違和感なく耳に馴染む。

異言語間にある壁を取り払い、継ぎ目のなさ=シームレスな要素を確実にして伝える作業は簡単なようで実は難しく、それをふわりと楽にやってのけてみせる才能に脱帽する。
日本語であれ英語であれ、達郎のヴォーカルは旋律に乗せられた瞬間から、圧倒的な存在感をもって魅力を放つからだ。

普段は洋楽ばかりの私にとってもTatsuro Yamashitaは別格である。
アルバムから超定番、Christmas Eveを英語バージョンで。

Dear everyone, Happy Holidays!
# by sarah103 | 2010-12-22 22:50 | 音楽 | Comments(2)
今年最後(であるだろう)一週間の出張を終え、ほっとしている。
新幹線と飛行機そして車で各地の客先へ訪問したが、どこへ行っても寒かった。

雨や雪で交通機関の乱れが懸念され、来日するクライアントの日程はフィックスなので日本側担当者は随分気を揉んだことと思う。お疲れさまでした。

今年は英米系に加え、アジアからのゲストの通訳をする機会が多い。今回はフランス人と香港チャイニーズのお二人に同行しての出張だったが、気の張る本会議を無事終えて、ぽっかり空いた時間をさてどうしようという話になった。クリスマスを控えてもいる。日本で何か珍しいものを選び、家族へのプレゼントにしたい、とゲストの目が輝いた。

フランス人は古美術に詳しい人で、奥さんは日本のこけし人形のコレクターだという。
自分は木刀と陶器を観て回るのだ、とあらかじめ調べておいた目的の場所へと1人、足早に出かけて行った。香港からのゲストの買い物のメインは化粧品。頼まれて、業務終了後の2時間ほど付き合った。

ウィッシュリストにあるものは・・・。_d0012141_23311838.jpg資生堂は我が国屈指のコスメブランドだが、アジアでも知名度は抜群だ。今はリリースされたばかりの”ツバキ”ウォーターが話題の中心。製品の優秀さもさることながら、パッケージの深紅の色が受けている。もともと中国系には”赤”の色へのこだわりを持つ人が多く、”ツバキ”の赤はセンスが良くてお洒落だと香港の女性の間で大人気らしい。

ウィッシュリストにあるものは・・・。_d0012141_23181482.jpg
それとあわせて人気沸騰中なのが、レトロな容器に入ったふきとり用化粧水、オイデルミン。たしか祖母が使っていたと思うが、この発売されて100年以上の歴史があるロングセラー商品を「可愛くてたまらない」と、友人や親せきへと何本も購入していた。日本でもブーム再燃らしいけど、私も使ってみようかな?

最後にもうひとつのアイテム、”地下足袋”を求めて”職人さんのお店”やホームセンターへ。
なぜに地下足袋なのかさっぱりわからず、頭の中には大きなクエスチョンマークが浮かぶ。
聞けば以前来日した折に建築現場で見かけた職人さんがそれを履いてスタスタと立ち働く姿に心奪われたという。まるで忍者のようにカッコ良かった、ついては自分もそれを履いて香港の街を闊歩してみたい、ということだ。

お店に入ると上品なペールカラーや黒Xピンクの水玉柄(!)などけっこう可愛いめのものが揃えてあって驚いた。濃い紫にヴィヴィッドな黄色の裏地がついたものを購入し、喜んでいるゲストの様子が微笑ましかった。「あなたもいかが?」と買ってくれようとしたが、ご好意だけありがたく頂戴することに。しかし、まったく、何がヒットするかわからない。おもしろいなあ。

通訳が終わり、帰宅してみれば翻訳がうんとたまっている。
昨日ひと仕事終えたけど、作業は続行中。さあてと、これからかかるとするか。
# by sarah103 | 2010-12-19 00:36 | 通訳・翻訳いろいろ | Comments(0)

Cinema Paradiso

20世紀を代表するイタリア人作曲家であり、映画音楽の巨匠といえばEnnio Morricone(エンニオ・モリコーネ)。その存在を知ってからは、音楽を担当すると聞けばその映画を観ることが自然、増えた。

大音楽家の作品群では好きな曲が多すぎてどれかひとつを選ぶのは極めて難しいが、今朝は映画『Cinema Paradiso~ニュー・シネマ・パラダイス~』における息子Andreaとの共作『Love Theme~愛のテーマ~』を聴いている。

Cinema Paradiso_d0012141_1171517.jpg

哀切を伴った流麗な旋律がシーンと一体化した途端、胸の奥に燻り沈んでいた感情が出口を求めて溜息や嗚咽となり、膨れ上がった涙の粒は堪え切れずに頬を伝った。
この映画を初めて観たときのことだ。

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モリコーネの音楽を敬愛するChris BottiとYo-Yo Maは、それぞれリーダーアルバムで氏の作品を演奏・収録している。

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この二人のコラボでCinema Paradisoを。

# by sarah103 | 2010-12-11 11:37 | 音楽 | Comments(4)