St.Valentine's Day
2006年 02月 14日
2月14日になると思い出すのは会社勤めをしていた頃のこと。
バレンタインデーを控えたある日。彼女いない歴が長い同僚のA君は、「どうせ僕になんか義理チョコだってくれる人いませんよ」とこぼしていた。そこで私は他の女性社員2人と相談し彼にチョコをプレゼントすることにした。
バレンタインデー当日。退社間際のA君に3人で渡したら、彼は頬を紅潮させ痛く感激した様子で「一人で食べても味気ないので皆で食べましょう!僕がコーヒーを淹れてきます」と言い、給湯室へ。
空いていた会議室で待つこと数分。4人分のコーヒーをトレイに載せたA君がドアをノックした。そして私がドアを開けた瞬間、あろうことかA君はトレイごと大きく転倒してしまった。何かにつまづいたようだ。激しい痛みで立ち上がれずに結局救急車を呼んだ。担架で運ばれていった彼を皆で心配したのはいうまでもない。
大腿部を複雑骨折したA君は翌日松葉杖姿で出社した。それを見た私の上司が私の所に飛んできてこう聞いた。「Did you do that?...君がやったのか?」
一番近くにいた私が彼に足をかけたのではないかと思ったらしい。
上司にあるまじき言動でムッとしたが、A君が違うと言ってくれ疑いは晴れた。
・・・と思っていた。その後結婚して3児の父となったA君とは今でも賀状の交換だけはしているが、毎年「あの日のことは忘れません」と書いてくるのが少しだけ気に入らない。
バレンタインデーを控えたある日。彼女いない歴が長い同僚のA君は、「どうせ僕になんか義理チョコだってくれる人いませんよ」とこぼしていた。そこで私は他の女性社員2人と相談し彼にチョコをプレゼントすることにした。
バレンタインデー当日。退社間際のA君に3人で渡したら、彼は頬を紅潮させ痛く感激した様子で「一人で食べても味気ないので皆で食べましょう!僕がコーヒーを淹れてきます」と言い、給湯室へ。
空いていた会議室で待つこと数分。4人分のコーヒーをトレイに載せたA君がドアをノックした。そして私がドアを開けた瞬間、あろうことかA君はトレイごと大きく転倒してしまった。何かにつまづいたようだ。激しい痛みで立ち上がれずに結局救急車を呼んだ。担架で運ばれていった彼を皆で心配したのはいうまでもない。
大腿部を複雑骨折したA君は翌日松葉杖姿で出社した。それを見た私の上司が私の所に飛んできてこう聞いた。「Did you do that?...君がやったのか?」
一番近くにいた私が彼に足をかけたのではないかと思ったらしい。
上司にあるまじき言動でムッとしたが、A君が違うと言ってくれ疑いは晴れた。
・・・と思っていた。その後結婚して3児の父となったA君とは今でも賀状の交換だけはしているが、毎年「あの日のことは忘れません」と書いてくるのが少しだけ気に入らない。
by sarah103
| 2006-02-14 20:17
| 雑記
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