More Than A Woman from "Potiche"
2011年 01月 15日
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『Potiche~しあわせの雨傘~』を観た。
あの女神・ドヌーヴが白線入りの赤ジャージ姿で登場とは、と冒頭ドキッとしたが、ちょっと肉厚で幸せオーラ満開のドヌーヴもまた愛らしい。(ファンゆえのラヴリー目線で失礼)
舞台は70年代後半のフランス。Potiche=お飾りの妻だったスザンヌが、夫ロベールの病がきっかけで、夫に代わり雨傘工場を経営するはめになり、忙しいながらも新たな展開の人生に目覚め、充実させてゆくというストーリー。ともすれば深刻に陥ってしまいがちな場面を、気の利いた台詞がひらりと粋なコメディタッチな雰囲気に変えて、全編を通してほんわか&じんわりの心温まる映画となっている。
ドヌーヴへのリスペクトを込めた(と思われる)雨傘が広げられるシーンや、効かせ色の赤のお洒落な使い方、自分の言葉を持つようになって身なりもぐんと垢抜けてくる秘書、心臓を患う父親の隣で煙草をひっきりなしにふかす長女に、ドヌーヴの相手役といえば忘れちゃならないジェラール・ドパルデュー、と見どころ満載。
サプライズだったのがBee Geesの曲の起用。
ずっとシャンソンがかかっていたのに、スザンヌが昔の恋人ババンとナイトクラブで過ごすシーンでうっすらと、More Than A Womanが聞こえてきた。う~ん甘いっ、懐かしい!
たしかにここは映画『Saturday Night Fever』でトラボルタが恋人とロマンチックに踊っていたシーンと重なる。うまいなあ。この瞬間にフランソワ・オゾン監督に恋をしてしまった。
映画の余韻に浸りながら聴いていると、あの頃の純情可憐な自分に戻ったようだ。
・・・気のせいかもしれないけど。
あの女神・ドヌーヴが白線入りの赤ジャージ姿で登場とは、と冒頭ドキッとしたが、ちょっと肉厚で幸せオーラ満開のドヌーヴもまた愛らしい。(ファンゆえのラヴリー目線で失礼)
舞台は70年代後半のフランス。Potiche=お飾りの妻だったスザンヌが、夫ロベールの病がきっかけで、夫に代わり雨傘工場を経営するはめになり、忙しいながらも新たな展開の人生に目覚め、充実させてゆくというストーリー。ともすれば深刻に陥ってしまいがちな場面を、気の利いた台詞がひらりと粋なコメディタッチな雰囲気に変えて、全編を通してほんわか&じんわりの心温まる映画となっている。
ドヌーヴへのリスペクトを込めた(と思われる)雨傘が広げられるシーンや、効かせ色の赤のお洒落な使い方、自分の言葉を持つようになって身なりもぐんと垢抜けてくる秘書、心臓を患う父親の隣で煙草をひっきりなしにふかす長女に、ドヌーヴの相手役といえば忘れちゃならないジェラール・ドパルデュー、と見どころ満載。
サプライズだったのがBee Geesの曲の起用。
ずっとシャンソンがかかっていたのに、スザンヌが昔の恋人ババンとナイトクラブで過ごすシーンでうっすらと、More Than A Womanが聞こえてきた。う~ん甘いっ、懐かしい!
映画の余韻に浸りながら聴いていると、あの頃の純情可憐な自分に戻ったようだ。
・・・気のせいかもしれないけど。
Commented
at 2011-01-29 08:42
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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sarah103 at 2011-01-30 15:01
鍵コメントさま
さすがドヌーブの貫録がなせる技ですね。素晴らしいエピソードです。
それはきっとサンローランだと思いますが、1500万円のドレスっていったい・・・パリでもミラノものでも、一度でいいから身にまとってみたいです。
このポストをアップした後に再度観た、『ロシュホールの恋人たち』での可愛さ&美しさにあらためてうっとりしましたよ。共演の、ドヌーブの実姉で早世したフランソワーズ・ドルレアックやジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスもすごい新鮮でした☆
さすがドヌーブの貫録がなせる技ですね。素晴らしいエピソードです。
それはきっとサンローランだと思いますが、1500万円のドレスっていったい・・・パリでもミラノものでも、一度でいいから身にまとってみたいです。
このポストをアップした後に再度観た、『ロシュホールの恋人たち』での可愛さ&美しさにあらためてうっとりしましたよ。共演の、ドヌーブの実姉で早世したフランソワーズ・ドルレアックやジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスもすごい新鮮でした☆
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by sarah103
| 2011-01-15 16:15
| 音楽
|
Comments(2)